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[2001年11月] 
-10日-
平成13年11月9日午前7時、ついに自衛隊の艦隊(護衛艦2・補給艦1・乗員700人)が佐世保基地から海外へ出発しました。
第二次世界大戦後の日本歴史上、重要な日時になるでしょう。不安なことです。
日本ではいかに「軍隊」でなく「自衛隊」ですと説明しても、外国の人にとっては「軍隊」としか見えないのではないでしょうか。
テロを撲滅するためとは言え、大変な事態になってきました。
イスラムの人たちは、原爆投下という世界最大のテロを受けた国がなぜアメリカの言いなりになっているのか不思議だと言います。
ほんの60年前まで鬼畜米英と言っていた国が、アメリカの属国になっていることは、たしかに不思議におもえるのでしょう。
日本を殲滅するために生まれた国連だから、未だに理事国になれない日本が、国連のために大金を出してまで協力するのは、第二次大戦の罪意識があるからでしょうか。
自衛隊を派遣して、日の丸を世界に示すことが、本当に日本が世界の平和に貢献する国であることを世界に示すことになるのでしょうか。
本当にこのことが平和につながるのでしょうか。
頭の中が変になりそうです。
今私に出来ることは、アフガンや周辺諸国に一日も早く平和が訪れるように神仏に祈ることことだけです。
皆さんも共に祈ってください。

-21日-
先日流星群を見ました。
午前3時、息子に起こされ、眠気眼で二階の窓から、南の空しか見えないのですが、それでも10分ほどの間に30近くの流れ星。
大感激でした。
日蓮宗の大曼荼羅(だいまんだら)ご本尊は、宇宙の姿を文字で表したものです。
中央に南無妙法蓮華経と書いてあるのですが、この書法が俗に髭題目(ひげだいもく)と呼ばれるように、「法」以外の文字が髭のような長い線(光明点)で書かれで書かれています。
長く尾を引いて流れる星を見ていると、まるで大曼荼羅に書かれている光明点(こうみょうてん)のようで、一層感激しました。
私たちは、この宇宙に抱かれていることが実感として迫ってきました。
この宇宙と私たちとが一体であることが法華経という経典に説かれています。
そしてこの宇宙が仏様の世界だとも説かれています。
私たちは、信仰するしないは関係なく、この仏の世界に生きているのです。
仏様に守られているというのも、この宇宙に生きているからです。
仏教の世界は本当に奥深いものだと、流星を見てしみじみ感じました。
皆さんも流星みましたか、感想を聞きたいものです。

-30日-
とんでもない、珍道中をしました。 29日、日蓮宗・総本山・身延山(みのぶさん)久遠寺(くおんじ)に行きました。
静岡駅から「JR特急ふじかわ」に乗って、1時間20分で身延駅に着き、バスに乗って20分、やっと身延山久遠寺に到着します。
私は、前日全国布教師会の常任理事会があったため、東京から身延へ向かいました。
たまたま前日のホテルで、長崎県のお坊さんと一緒になり、身延へ同行することになりました。
東京から身延へ行くには、新宿から中央本線で甲府へ出て、身延線に乗れば2時間17分で身延に着きます。
東海道線を利用するのと時間的には変わりませんが、新幹線を利用する分、料金が高くつきます。
ということで、新宿へ出て、12時発の電車に乗ることになりました。
ホームへ着いたのは11時ころでした。
ホームには甲府行きの電車が止まっており、まだ1時間もあるので、荷物を車内に置いて、昼食は駅弁しょうか「そば」でも食べようかと、迷ったあげく、ホームの店で「月見そば」を注文。
食べ終わって、ふとホームを見ると「甲府行き」の電車が止まっていたはずの線路に、「千葉」行きの電車が入ってきました。
あれ、甲府行きはどこへ行ったのだろう。
あわてて店を飛び出し、駅員さんに聞いたら、なんと11時30分発の甲府行きだったのです。
電話で連絡を取ってもらい、荷物だけが先に甲府に到着。
心配しつつ甲府駅に着いて、ホームの「忘れ物扱い所」に飛び込み、やっと荷物と対面。
受取書にサインをして、急いで身延線のホームに向かったのですが、なんと乗り継ぎ時間が3分で、電車はむなしく走り去りました。
甲府駅から身延までは特急で50分、各駅停車で1時間10分
ところが身延行き電車は1時間待ち、これではとてもまにあわないと、手前の甲斐岩間駅止まりの電車に乗り、あとはタクシーを飛ばすことになりました。
駅弁にしておけばこんなことにならなかったのに、と悔しがりましたが、「甲府行き」の文字を見て、よく確かめもせず、これだと思いこんでしまった自分をしみじみ反省しました。
これでは東海道線を利用するより高くつきました。
人間、思い込みほど怖い物はありません。
善悪も思い込みで判断を誤ることがあります。
アメリカは善、イスラムは悪などと思いこんでいる人は、もう一度冷静になってください。
でも、おかげて、各駅停車の旅で、紅葉をゆっくり楽しむこともできましたた。
全体が赤や黄色に彩られている山々が続きます。
戦後に、杉やヒノキが植林された山では、紅葉が少ないのですが、自然のままに人の手が入っていない山ほど美しいのです。
山が多い「山なし県」は、自然のままの山が多いのだなと、紅葉を見て知りました。

 
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