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2001年4月
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平成13年4月5日(木)1日目
 
 

ルートと宿泊先
横川定光院(滋賀県大津市)〜JR瀬田駅(滋賀県大津市)
宿泊施設・・・ビジネスニュ−びわこホテル 077-545-0101

 
 朝9時頃、横川定光院に到着し、定光院本堂にて出発式を行いました。出発式には、杉若宗務所長名代の笈田副所長と志崎事務長、善行院住職前事務長の児玉上人。定光院主任花島晴昭・妙順ご夫妻、花島主任の住職する本福寺の護持会会長長谷川夫妻が参列して下さいました。
 式後、花島主任と笈田副所長より激励のメッセージを頂きました。花島主任からは、「本当なら定光院の日蓮聖人の御尊像(遊学の祖師像)を清澄寺までお出まし頂きたいのですが、諸事情でそれが叶わなかったことは残念です。そのかわり御尊像のお写真を皆さんに託しますので、どうか清澄の本堂に御奉安して帰ってきて下さい。」とおっしゃいました。
 お写真は児玉上人から鈴木実行委員長に託されました。思えばこの計画を最初に考えたのはほかならぬ児玉上人でした。児玉上人は万感の思いであったでしょう。計画がいったん断ち消えになって後、児玉上人は病気で倒れられ、左足が今なお不自由な状態です。しかしその弟子、児玉真人上人がその思いを引き継ぎ、住職の身でありながら、万難を排して此の度の行脚に参加しました。
 また笈田副所長からは「君たちの後ろには、師匠・両親・檀信徒の皆さんがいるのだということを忘れないように感謝すること。またこの定光院には三十番神がお祀りされていますが、一日づつそれぞれの守護神が毎日皆さんをお守り下さることに信念を持ち、また感謝するべきです。」というお言葉を頂きました。
 これを受けた鈴木実行委員長は思わず涙を流しながら、「足を引きずってでも、清澄まで参ります。」と誓いました。このとき青年会員は皆、涙を流していました。出発式は今思っても何とも言えない感動でした。「この場この時に巡り合わせて頂けたこと、自分たちが多くの人に助けられながらこの日を迎え、またこの24日間があること」等、さまざまな思いが頭を巡ったからではないでしょうか。
 日蓮聖人の銅像前で記念写真を撮影して、10時過ぎに出発しました。
 山道をおりて日吉大社前で、鈴木実行委員長の三寶寺のご信徒3名と、青年会員の国本上人のお母さんとお姉さんが待っていて下さいました。早くから来られてじっと待っていて下さってたのでしょう。ゆっくりとお話しもしませんでしたが、迎えて下さったことだけでどんなに心強く、有難かったか。
 また日吉大社参道では100歳近い地元のお婆さんが、「いつもこの道を通らないんですけど、今日は偶々通ったところ、皆さんにお会いすることが出来ました。実は私も日蓮宗なんです。」と言って励ましてくださいました。唐崎まで向かう道中も、近所の方々が出てきて下さって喜捨を受けました。そのうちお一人は、一升枡に一杯お米を入れて出てきて下しました。私たちは「ありがとうございます」と言うことしかできませんでした。
 さて、唐崎で休憩をとってからの道中で全員疲労が出てきました。次第に足取りが重くなり、足に豆ができた者もいましたが、何とか今日の目的地、JR瀬田駅迄たどり着きました。
 つらい行程とはわかっていましたが、私たちの想像を超えていました。認識の甘さを痛感しました。
 しかしつらいのですが、今、思うことは、この計画を実行してよかったということです。日々漫然と法務に追われていては味わえないことに巡り合わせていただけるでしょう。良いことも悪いことも起こるでしょう。しかし、この行脚に参加させていただけてよかったというのが、今の全員の思いです。
         
定光院の祖師像
  写真授与式の様子  
祖師象前での集合写真
定光院の祖師像
 
写真授与式の様子
 
祖師象前での集合写真
         
定光院を出発! 比叡山山中 琵琶湖周辺にて
定光院を出発!
 
比叡山山中
 
琵琶湖周辺にて

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