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平成13年4月16日(月)12日目
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ルートと宿泊先
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JR天竜川駅(静岡県浜松市)〜JR掛川駅(静岡県掛川市)
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宿泊施設・・・ターミナルホテル掛川 0537-24-7211
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| 朝食を終えて出発しようとしている時、三木会員が「ここの旅館、日蓮宗みたいですよ」と話しかけてきた。おかみさんに聞いてみたらヤッパリ日蓮宗。近くの妙恩寺さんの檀家だそうです。「住職さん、なんてお名前でしたっけ?」と聞くと、「・・・・・。」先代のご住職の時からのおつきあいらしいが、お寺の住職の名前までは覚えていないらしい。しかし考えてみれば、自分のところも名前を覚えている人って何人いるかと考えると、知らない人は結構いるかも。いちいち確認することもないし。とにかくご縁があって泊めていただいたことだけは確かです。 さて、今日の終着はJR掛川駅。その前に天竜川を渡ります。勇んで出発した行脚隊でしたが、天竜川まで来てみて立ち止まってしまった。「歩道が無い!」。あるにはあるが、白線を引いてあるだけで横はビュンビュンとトラックが走っている。「どうしよう・・・」と臨時会議が始まった。その間約10分。渡れる道がないかウロウロして確認してみたが見つからない。昨日の日誌にも書きましたが旗を持つ人には、この橋を渡れというのは危険極まりない行為です。へたをするとトラックに巻き込まれるかもしれない。旗だけではなく、太鼓だって結構風を受けるんです。「ここで死んではいられない」と、やむなく車に分乗して橋を渡ることにしました。橋だけでなく、危険なのはトンネルも同じです。明日はトンネルが多いので同様の理由でやむなく車でバイパスを通ることにしています。みんな自分だけの身体ではありませんから、死なれてはたまりません。やむなきこととご理解ください。 車を降りて再び行脚再開。途中で本立寺さまのお檀家の荒木さんという方が、ご住職から行脚隊が来ると聞いて、わざわざ車で通り道まで来て、私たちを待っていてくださいました。高架になっている道路を避けて側道を歩いて丁度お昼になりました。昼食休憩を終えて午後の部に入ると、お寺に立ち寄って欲しいという電話が入った。お電話をくださった静岡西部の平岡上人は、わざわざ車で案内役をしてくださった。着いたお寺は日蓮宗妙日寺。日蓮聖人のお父上、貫名重忠妙日さま、母上の妙蓮さまをご供養するお寺で、遠州七不思議の一つの『片葉の葦』で有名です。立派な本堂前で法味を捧げ、奥さんが用意してくださったお茶とメロンをペロリとたいらげた。行脚中は栄養が偏りがちなので、果物などは実にありがたい。ごちそうさまでした。 日蓮大聖人のご両親のお寺に急に立ち寄ることになるというのは、自分たちも両親のことを忘れるなとの諭しじゃないかと思います。行脚に夢中になることは大事なことですが、送りだしてくださる方がいてこそできる行脚であると、初心を思い出しました。 妙日寺さまで車の当番を交代。走り出して気がついたが、日蓮宗のお寺が2件あった。よく見ると民家の入口にも日蓮宗の御札がはってある。このへん一体が日蓮宗なんだと気付いた。 先回りして道がわかるようにと待機していると、バイクに乗ったおじさんが近づいてきた。「ワシも日蓮宗」とそのおじさんは話しかけてこられました。近所のお寺の檀家さんでした。教箋を渡してしばらく談笑。おじさんが帰ると行脚本隊から電話が入った。「宗心寺というお寺でお茶をいただくことになったので戻ってくるように」という。戻ってみると既に本堂前でお経を読んでいた。ふと見るとさっきのおじさんがバイクにまたがって近所の人と一緒にいる。 お経が終わって本堂にあげていただき、お茶のご接待を受けました。聞いてみると、宗心寺はもとは他宗のお寺だったが、昔京都の本圀寺から遠州にお説教に来られたお坊さんと法論(問答)になり、その時に改宗したそうです。京都と繋がりをもつお寺に寄せていただいたことに縁の深さを感じ、ご住職とお話ししました。お茶をいただいていると「檀家総代さんが家に寄って欲しいとおっしゃるので、是非ともお願いしたい」とおっしゃるので、立ち寄らせていただくことにした。柳澤総代さん宅の玄関前でみんなでご祈願し、あとは掛川駅目指して行脚を続けました。 日蓮大聖人は「行者はかならず不実なりとも、身は不浄なりとも、戒徳は備わらずとも、南無妙法蓮華経と申さば必ず守護したもうべし」と祈祷抄で述べられていますが、私たちこそ不実な人であり、不浄の身であり、戒徳もなき若輩者に、気を使っていただくことに申し訳ない気持ちでいっぱいです。立ち寄らせていただくお寺のご住職はみんな私たちの親のような年代の方ばかり。私たちのような私たちは本当にたいしたお坊さんではないのです。それでもおもてなししてくださる皆さんに感謝の気持ちで一杯です。一歩一歩大地を踏みしめ、一唱のお題目にも心を込めねばならないと思います。 今日のほかの出来事は明日の【S吉のまめマメ日記】で。 |
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旅館「たまき」を出発!
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天竜川っス!
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宗務所長さまと妙日寺御住職
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宗心寺さまにて読経
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宗心寺住職御夫妻
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「貫名山」山号
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総代さん宅で一読
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