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合 掌 思えば、この清澄行脚の計画が具体化してきたのはいつだっただろう?こういった機会に巡り会う「縁」に「ありがたいなぁ〜」と思うと同時に「マジかよぉ〜」と思う自分がいたのも事実である。ハイハイも出来ない息子に一月近く会えないのだから当然か。いろんな意味で、辛い「修行」になるのではと覚悟はしていたのだが..... 想像以上の辛さであった。そして、感謝と感動の連続であった。 出発日、緊張の余りか朝食をモドシテしまった... 学生時代ラグビーで鍛えたこの脚。行脚に備えて走り込み、体力づくりには自信が有った。しかし、鈴鹿峠は辛かった。一歩足を踏み出す度に激痛。太鼓を叩く事もままならない。自信は過信であったか、はたまた、己が罪障か。たまらず路端に落ちていた折れた木の枝を拾い杖とたよったが片手では支えられない、枝を両手で持ち、お題目だけを唱え、しばらく進んで峠を越えた。この後、不思議と足の痛みは軽くなっていった。「もう歩けるかな?」私を支えてくれた「杖」を路端の雑木林に置いた。あの枝を握った手のひらの感触は今も忘れない。「ありがとう」と、いいたい。合掌。 かって、全国の日蓮宗青年僧が「全国縦断行脚」を実行した。清澄行脚出発前に、当時の記録誌に目をとおしていると、私が信行道場に入場した時の訓育主任先生の一文が載っていた。15日間北海道の地を歩かれたそうだ。曰く「辛い行脚を通してもう一度精神的に出家したような気がします」と。 私はどうだろう?はたして「もう一度精神的に出家」できただろうか?一月近くお寺を留守にした「家出」に終わってはいないだろうか?はたして、その答えは.......!? 何はともあれ住職の身でありながら全行程に参加できた事はありがたく思います。ひとえに、仏祖三宝の御守護をはじめ、お檀家の皆さんの御理解、留守中のお寺を守ってくれた家族、法務を担当してくれた師匠、御支援くださった御寺院、みなさんのお陰です!!!歩きながら幾度となく胸がつまりました...。道中で迎えてくれた先輩、友人、知人。出会ったすべての人。ホームページを見てくださった方、応援メール、行脚の様子を撮影したデジカメ、Mac、PHS、他にも...、と、とても書ききれない!!そして、ともに歩いたメンバー、ありがとう!このような御縁をいただいたこと、ただただ合掌です...! 南無妙法蓮華経!!!(大音声) 京都に帰った日、息子がハイハイができるようになった。 再 拝 本昌寺 住職 児玉真人(日海) |
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さて、次はどこまで行脚しましょうか......
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